共働きで「子どもにさみしい思いをさせてかわいそう」と感じてしまうのは、あなたがお子さんを大切に思っている証拠です。結論から言うと、その罪悪感は手放して大丈夫。共働きそのものが子どもにマイナスと決めつける必要はありません。この記事では、気持ちの正体をほどきながら、放課後を「さみしい」から「つながり」に変える工夫まで、やさしく整理します。
放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。
NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶「かわいそう」と感じてしまうのはなぜ
仕事に向かう朝、後ろ髪を引かれる思いで玄関を出た経験はありませんか。「本当はもっとそばにいたい」「友達は親と過ごしているのに、うちの子はひとりで留守番…かわいそう」——こうした気持ちは、多くの共働き家庭の保護者が抱えるものです。
この「かわいそう」という感情の正体は、多くの場合、お子さんへの深い愛情と、「自分がそばにいられない」という状況への申し訳なさが混ざり合ったものです。つまり、罪悪感は「ダメな親だから」湧いてくるのではなく、「子どもを大事に思っているから」こそ生まれます。まずはそのことを、ご自身に許してあげてください。
また、「専業主婦のほうが子どもにとって良いのでは」といった周囲の言葉や、SNSで見かける他家庭の様子が、不安をふくらませることもあります。けれど、家庭の形はそれぞれ。よその家と比べて自分を責める必要はありません。大切なのは、限られた時間のなかでどう関わるかであって、一緒にいる時間の長さだけではないのです。

11/6(金)夜、小中学生の保護者向けオンライン説明会を開きます
共働きは本当に子どもにマイナス?
「共働きだと子どもがかわいそう」という思い込みの前に、まず社会全体の状況を見てみましょう。共働きは、いまや特別なことではなく、標準的な家庭の形になっています。
放課後を家庭の外で過ごす小学生も、年々増えています。共働き家庭の子どもが放課後に安心して過ごせる場は、社会のなかで着実に広がっているのです。
むしろ、働く保護者の姿は、子どもにとって「自分の好きなことに打ち込む大人」のモデルにもなります。共働きにはマイナス面ばかりでなく、家庭ごとの良さがあります。放課後の過ごし方全体を見直したい方は、共働きの放課後もあわせてご覧ください。
罪悪感をやわらげる考え方
「かわいそう」という思い込みは、事実と切り分けて整理すると、ずいぶん軽くなります。よくある思い込みと、実際のとらえ方、そして今日からできることを表にまとめました。
図:「かわいそう」の思い込みを整理する
| 思い込み | 実際のとらえ方 | できること |
|---|---|---|
| 一緒にいる時間が短い=愛情不足 | 大切なのは時間の長さより関わりの質 | 短くても「あなたが大事」と伝わる時間をつくる |
| 留守番=さみしくてかわいそう | 安心の準備があれば過ごし方は変えられる | 連絡手段・ルール・つながれる場を用意する |
| 専業主婦家庭のほうが良い | 家庭の形はそれぞれで優劣はない | よその家と比べず、わが家の良さに目を向ける |
| 働く自分は親失格 | 働く姿は子どもへのメッセージにもなる | 仕事のやりがいを、子どもに言葉で伝える |
とくに意識したいのが、「時間の長さ」より「関わりの質」です。帰宅後の10分でも、スマホを置いて子どもの話に耳を傾ければ、子どもは「自分は大切にされている」と感じます。忙しい毎日のなかでも、寝る前のひと言や、休日の小さな約束など、密度の濃い時間はつくれます。
罪悪感が強いときは、ひとりで抱え込まないことも大切です。悩みの種類ごとに選択肢を整理した保護者ガイドも、気持ちを落ち着けるヒントになります。
放課後を「さみしい」から「つながり」に変える
「かわいそう」の背景には、「放課後をひとりで過ごしている」というさみしさへの心配があることが多いものです。だとすれば、放課後を「ひとりの時間」から「誰かとつながる時間」に変えていけば、その心配はやわらいでいきます。
ポイントは、放課後を「安全に見守られている」だけでなく、「友達や大人と関わり、好きなことに夢中になれる」時間にすることです。つながりのある放課後は、子どもにとって待ち遠しいものになり、保護者の罪悪感も自然と軽くなっていきます。
図:放課後を安心に変える工夫
つながる相手をつくる
学童・習い事・オンラインの居場所など、友達や大人と関われる場を用意すると、「ひとり」の時間が「つながり」の時間に変わります。
安心の仕組みを整える
連絡手段や帰宅後のルールを決めておくと、離れていてもお互いに安心。留守番の時間も落ち着いて過ごせます。
「好き」に夢中になれる場を
やってみたいことに打ち込める時間があると、放課後が待ち遠しくなります。夢中は、さみしさをそっと埋めてくれます。
帰宅後の「聞く時間」
短くても、今日の出来事を聞く時間を。話を受けとめてもらえる実感が、子どもの安心の土台になります。

送迎なしで友達とつながれる居場所
放課後を「つながり」の時間にしたくても、共働き家庭にとって送り迎えは大きな負担です。仕事の合間に送迎を組むのは現実的に難しいことも多いでしょう。そこで選択肢になるのが、自宅にいながら参加できるオンラインの放課後の居場所です。
オンラインの居場所は、送迎ゼロで、子どもが毎日いつでも安全に友達とつながり、「やってみたい」に夢中になれるのが特長です。学童のように見守られた環境でありながら、全国の友達と関わりながら好きなことに打ち込めます。「ひとりでさみしい放課後」を心配していた保護者にとって、罪悪感をやわらげる新しい選択肢になり得ます。NIJIN放課後プロジェクトスクールも、こうした「送迎なし・オンラインで友達とつながれる放課後の居場所」のひとつです。
よくある質問(FAQ)
- 共働きで子どもがさみしそうにしていると、つい罪悪感を感じます。どうすれば?
- その気持ちはお子さんを大切に思う証拠です。まずはご自身を責めないこと。そのうえで、帰宅後の短い「聞く時間」や、放課後に友達とつながれる場を用意すると、さみしさは少しずつやわらいでいきます。
- やっぱり専業主婦のほうが、子どもにとって良いのでしょうか?
- 家庭の形に優劣はありません。共働きが子どもにマイナスと決めつけられるようなデータもありません。大切なのは一緒にいる時間の長さより、関わりの質です。わが家に合った形を選んで大丈夫です。
- 留守番の時間が長く、かわいそうに思えてしまいます。
- 留守番そのものより、「安心の準備があるか」が大切です。連絡手段やルールを決め、必要なら友達とつながれるオンラインの居場所などを組み合わせると、ひとりの時間も落ち着いて過ごせます。
- 忙しくて、子どもとの時間がなかなか取れません。
- 短くても密度の濃い時間はつくれます。寝る前のひと言、休日の小さな約束など、「あなたが大事」と伝わる関わりを意識してみてください。長さより、受けとめてもらえる実感が子どもの安心になります。
まとめ
共働きで「子どもがかわいそう」と感じてしまうのは、あなたがお子さんを深く愛している証拠です。けれど、共働きそのものが子どもにマイナスと決めつける必要はありません。共働きはいまや標準的な家庭の形で、放課後の居場所も社会のなかで広がっています。大切なのは一緒にいる時間の長さより、関わりの質。思い込みを事実と切り分け、放課後を「さみしい」から「つながり」の時間へ変えていけば、罪悪感は少しずつ手放せます。送迎の負担が気になるなら、自宅から友達とつながれるオンラインの居場所も選択肢のひとつです。どうかご自身を責めず、まずは気になったところから、やさしく一歩を踏み出してみてください。
まずはどんな学びか、のぞいてみよう
「好き」を入り口に、子どもが夢中になれる放課後を。NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン探究を、まずはのぞいてみませんか。
NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶

