お子さんが「ロブロックスで友達と遊びたい」と言い出すと、うれしい反面、チャットや課金、知らない人とのやりとりが心配になりますよね。結論から言うと、正しい安全設定と親子の約束、そして大人が見守れる環境を選べば、ロブロックスをきっかけに友達と安全につながることは十分に可能です。この記事では、国の一次情報をもとに、保護者が今日からできる具体的な対策をやさしく整理します。
放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。
NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶ロブロックスで友達と遊ぶってどういうこと?
ロブロックス(Roblox)は、世界中のユーザーがつくったさまざまなゲームやワールドで遊べるオンラインプラットフォームです。ひとつの決まったゲームというより、たくさんの遊び場が集まった「オンラインの広場」に近く、小学生を中心に人気を集めています。
子どもにとっての魅力は、同じゲームの中で友達と一緒に冒険したり、協力してものづくりを楽しんだりできること。学校の友達はもちろん、離れて暮らす友達とも、画面の向こうでつながって遊べます。近所で集まりにくい共働き家庭では、放課後に子どもが友達と関われる貴重な時間になっている面もあるでしょう。
一方で、ロブロックスは「知っている友達とだけ」閉じた空間ではありません。設定によっては、まったく知らない人とも同じゲームに入り、チャットでやりとりできてしまいます。だからこそ、楽しさとリスクの両面を知っておくことが、安心して友達と遊ばせる第一歩になります。

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知っておきたいリスクと安全対策
まずは、保護者が押さえておきたい代表的なリスクを整理します。むやみに怖がる必要はありませんが、「どこに注意すればよいか」を先に知っておくと、いざというとき落ち着いて対応できます。
- チャットで知らない人と会話できてしまうことがある
- ゲーム内通貨(Robux)の課金で、高額請求につながることがある
- 年齢に合わないゲームやワールドに入ってしまうことがある
- 名前・学校・住所などの個人情報を、うっかり伝えてしまうことがある
図:ロブロックスをはじめる前の安全チェックリスト
| チェック項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| アカウントの年齢設定 | 子どもの実年齢で登録しているか(低年齢ほど自動で制限が強化される) |
| チャット・交流の制限 | 知らない人とのチャットやフレンド追加をオフ、または制限にしているか |
| 課金の管理 | 支払いに保護者の承認が必要な設定になっているか、上限を決めているか |
| 端末のフィルタリング | アプリだけでなく端末側でも年齢に合った利用制限をかけているか |
| 親子の約束 | 個人情報を伝えない・困ったらすぐ相談する、を一緒に確認したか |
課金トラブルに注意
もっとも身近なトラブルが、子どもによる無断課金です。国民生活センターによると、子どものオンラインゲームに関する無断課金の相談は2022年度で4,024件、契約購入金額の平均は約33万円にのぼります。保護者のアカウントにログインしたまま端末を貸したり、決済の上限を設定していなかったりすると、子どもが気づかないうちに高額課金してしまうことがあります。
「知らない人」とのつながりに注意
オンラインゲームやSNSは、知らない人と出会うきっかけにもなります。警察庁生活安全局の資料によると、令和4年にSNSに起因して犯罪被害にあった子どもは1,732人。中学生・高校生が中心ですが、小学生も114人(前年比37.3%増)と、低年齢化の傾向がうかがえます。被害にあった子どものうち、フィルタリングを利用していたのはわずか11.9%でした。ゲームで仲良くなった相手が、必ずしも同世代の友達とは限らない——この前提を、親子で共有しておくことが大切です。
保護者ができる安全設定と親子の約束
リスクを知ったら、次は具体的な対策です。ポイントは「端末やアプリの設定」と「親子の約束」の両輪。どちらか一方だけでは不十分で、二つがそろってはじめて、子どもが安心して友達と遊べる環境が整います。
こども家庭庁の調査では、小学生の86.6%が何らかのゲームを利用する一方、フィルタリングを使っている家庭は52.7%にとどまります。ただし、時間や場所を決める・年齢に合ったサービスを選ぶなど、いずれかの方法で子どものネット利用を管理している保護者は95.1%にのぼります。設定は特別なことではなく、多くの家庭がすでに取り組んでいる「見守りの工夫」の一つです。
図:家庭で決めておきたい安全設定と約束の要点
アカウント設定
実年齢で登録し、チャットやフレンド追加を制限。ペアレンタルコントロールで保護者が管理する。
課金の管理
支払いに承認や上限を設定し、保護者アカウントは使い終わったら必ずログオフしておく。
時間と場所の約束
使う時間帯や場所(リビングなど)を決め、大人の目が届く環境で遊ぶようにする。
困ったときの約束
知らない人に個人情報を伝えない。嫌なことがあったら、叱られる心配なくすぐ相談できると伝えておく。
設定や約束を考えるうえで、放課後全体の過ごし方や見守りの考え方も知っておくと安心です。より幅広い視点は保護者ガイドもあわせてご覧ください。
安心して友達とつながれる場の選び方
設定や約束をしても、「本当に大丈夫かな」と不安が残ることもあります。そんなときは、そもそも大人が見守り、管理された環境の中で友達とつながれる場を選ぶという考え方もあります。ロブロックスのような自由度の高い場に加えて、安心できる「もう一つの居場所」を用意しておくと、保護者の心の余裕にもつながります。
子どもがオンラインで友達とつながる場を選ぶとき、次のような観点でチェックすると安心です。
- 大人(運営者や指導者)が常に見守っているか
- 参加者が管理され、知らない人が自由に入り込まない設計になっているか
- チャットや個人情報のやりとりに、明確なルールがあるか
- 子どもが困ったとき、すぐに相談できる大人や窓口があるか
これらが満たされている場であれば、子どもは知らない人とのトラブルを気にしすぎることなく、安心して友達と関わりを深められます。

“好きなこと”で安全につながるオンラインの居場所という選択肢
子どもがオンラインで友達とつながる目的は、ゲームそのものだけではありません。「同じことに夢中になれる仲間と一緒にいたい」という気持ちが、その根っこにあります。だからこそ、”好きなこと”を軸に、大人が見守る中で安全につながれる場は、子どもにとって大きな安心材料になります。
たとえばNIJIN放課後プロジェクトスクールは、送迎なし・オンラインで、大人が見守る中、子どもが「好きなこと」や「やってみたい」を通じて友達と関わり合える放課後の居場所です。管理された環境の中で、同じ興味を持つ仲間と一緒に取り組めるため、共働きで放課後の見守りがむずかしいご家庭でも、子どもが安心して人とつながれる時間を持てます。ロブロックスのような遊びの時間とあわせて、こうした「見守りのある居場所」を選択肢に加えておくのもよいでしょう。
よくある質問(FAQ)
- ロブロックスは何歳から遊ばせても大丈夫ですか?
- 明確な「正解の年齢」はありませんが、低年齢のうちは制限を強めに設定し、必ず大人の目が届く場所で遊ばせるのが安心です。実年齢で登録すると、年齢に応じた保護機能が自動的に働きやすくなります。
- 知らない人とチャットさせないようにできますか?
- ペアレンタルコントロールやアカウント設定で、チャットやフレンド追加を制限・オフにできます。加えて「知らない人に個人情報を教えない」という約束を親子で共有しておくと、より安心です。
- 無断課金が心配です。どうすればよいですか?
- 支払いに保護者の承認を必須にする、上限を設定する、保護者アカウントを使い終わったらログオフする、の三つが基本です。国民生活センターも、保護者アカウントの管理とペアレンタルコントロールの活用を呼びかけています。
- ゲーム以外で、安全に友達とつながれる場はありますか?
- 大人が見守り、参加者が管理されたオンラインの習い事や居場所であれば、”好きなこと”を通じて安心して友達と関われます。ゲームと併用し、子どもに合った場をいくつか用意しておくとよいでしょう。
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