オンラインゲームで友達を作るのは、正しく環境を選べば「危ない」だけの話ではありません。大切なのは、頭ごなしに禁止することではなく、リスクを知ったうえで安全につながれる場を用意すること。この記事では、注意したい危険と、子どもの「好き」を守りながら安心して友達とつながれる環境の選び方を、公的データをもとに整理します。
「ゲームで知らない人とつながっているみたいで心配」「オンラインで友達なんて本当に安全なの?」——共働きで放課後に目が届きにくいご家庭ほど、この不安は切実です。でも、いまや子どもにとってオンラインは友達とつながる当たり前の入口。こども家庭庁の調査では、いずれかの機器でゲームをする小学生は86.6%にのぼります。つながりを丸ごと断つのではなく、「どうすれば安全につながれるか」を一緒に考えていきましょう。
放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。
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結論から言うと、「オンラインで友達を作ること」そのものが悪いわけではありません。同じゲームや好きなことを通じて気の合う仲間と出会えるのは、オンラインならではの良さです。人見知りの子や、近所に同世代が少ない子にとっては、対面より話しやすいという声も少なくありません。
危険なのは「オンラインでつながること」ではなく、「誰と・どんな環境でつながるか」があいまいなまま放置されていること。子どもがいまどんな世界にいるのかを大人が把握しているかどうかで、同じオンラインでも安全性は大きく変わります。

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実際に注意したいリスク(見知らぬ人・個人情報・課金・時間・言葉づかい)
過度に怖がる必要はありませんが、知らないままにしておくのも危険です。オンラインゲームの友達づくりで、実際に注意したい代表的なリスクを整理します。
特に気をつけたいのが、ゲームで知り合った見知らぬ人とのやり取りです。警察庁は、ゲーム上で子どもの信頼を得たうえで犯罪行為に及ぶ者がいることや、SNS等を通じて知り合った面識のない相手に誘い出される事案を注意喚起しています。
また、課金トラブルも見過ごせません。国民生活センターには、子どもの無断課金に関する相談が多数寄せられています。
図:オンラインゲームのリスクと家庭でできる対策
| リスク | 何が起きやすいか | 家庭でできる対策 |
|---|---|---|
| 見知らぬ人 | ゲーム内で親しくなり、別のアプリや対面に誘い出される | 知らない人とのDM・通話は禁止。招待制や友達限定で遊ぶ |
| 個人情報 | 名前・学校・住所・顔写真などがチャットや実況で漏れる | 本名・学校名・写真は出さない約束を先に決める |
| 課金 | ログイン状態のまま無断課金、平均約33万円の相談も | アカウントはログオフ、決済に承認・上限設定をかける |
| 時間 | やめどきが分からず生活・睡眠に影響 | 時間の見える化と終わり時間を親子で決める |
| 言葉づかい | ボイスチャットで乱暴な言葉や暴言に触れる | 相手を傷つけない言葉のルール、通報・ブロックを教える |
安全につながれる環境の条件(大人の見守り・年齢管理・チャット管理・招待制)
リスクを裏返せば、「安全につながれる環境」の条件が見えてきます。大切なのは、子ども任せ・完全放任にしないことと、逆に監視でがんじがらめにしないことのバランス。次のチェック項目に当てはまるほど、安心して友達づくりを見守れる環境です。
- 大人(運営や指導者)が常に見守り、トラブルにすぐ気づける
- 年齢に合った利用管理があり、対象年齢がはっきりしている
- チャットやボイスの範囲が管理され、暴言・不適切発言に対応できる
- 知らない人が勝手に入れない「招待制」「メンバー限定」の仕組み
- 個人情報を無理に聞かれない、実名を出さなくても参加できる
- 困ったときに相談できる窓口や、通報・ブロックの手段がある
図:安全につながれる環境の条件チェック
| 条件 | 安全な環境の状態 | 注意が必要な状態 |
|---|---|---|
| 大人の見守り | 運営・スタッフが常時見ている | 誰が参加しているか誰も把握していない |
| 年齢管理 | 対象年齢が明確で年齢層がそろっている | 年齢制限がなく大人も自由に入れる |
| チャット管理 | ルールがあり不適切発言に対応される | フリーチャットで何でも書き込める |
| 参加のしかた | 招待制・メンバー限定でつながる | 誰でも検索・侵入して接触できる |
ゲーム機やアプリ側の設定でも、こうした条件はある程度つくれます。ペアレンタルコントロールでフレンド申請やチャット範囲を制限し、決済に承認を求める。それだけでもリスクはぐっと下がります。加えて、そもそも「大人が見守る前提で設計された居場所」を選ぶという発想もあります。
親子で決めるルールと見守り
ルールは「親が押しつけるもの」より「親子で一緒に決めるもの」のほうが長続きします。禁止事項を並べるより、なぜ必要かを話しながら、次のようなポイントを一緒に決めてみましょう。
- やり取りする相手を決める知っている友達や、大人が見守る場のメンバーとだけ。知らない人からの誘いは大人に相談する。
- 出さない情報を決める本名・学校・住所・顔写真・パスワードは出さない。これは対面の「知らない人についていかない」と同じ約束です。
- 時間とお金のルールを決める終わり時間を見える化し、課金は必ず親の承認を通す。上限設定もかけておく。
- 困ったら相談できるようにする「怒られる」と思うと隠します。まず相談してくれたことを受け止める姿勢を、先に伝えておく。
子どもの成長やオンラインとの付き合い方をもっと体系的に整理したい方は、保護者向けガイドもあわせて参考にしてください。年齢に応じた関わり方の目安が見つかります。

“好きなこと”で安全につながるオンラインの居場所という選択肢
ここまで見てきたように、オンラインで友達とつながること自体を怖がる必要はありません。ポイントは「大人の見守りがあり、招待制・メンバー限定で、年齢やチャットが管理された環境」を選べるかどうか。市販のゲームで設定を整えるのも一つですが、最初から安全な設計の“居場所”を用意するという選び方もあります。
たとえばNIJIN放課後プロジェクトスクールは、送迎なし・オンラインで、子どもが好きなことや「やってみたい」を通じて、同年代の友達と安全につながれる放課後の居場所です。大人が見守るなかで、探究やプロジェクトに一緒に取り組みながら関わっていける——不特定多数の見知らぬ人とではなく、顔の見えるメンバーと「好き」でつながれるのが特徴です。
送迎なしでつながれる
自宅からオンラインで参加。共働きで送り迎えが難しくても、放課後に友達と関われます。
大人が見守る前提
子ども任せではなく、大人がいる場でのやり取り。安心して見守れます。
「好き」を入口に
ゲームに限らず、興味や探究を通じて自然に仲間とつながれます。
「オンライン=危ない」とすべて遠ざけるのではなく、安全につながれる場を選んで渡してあげる。それが、子どもの「好き」も安心も両方を大切にする関わり方です。
よくある質問(FAQ)
- オンラインゲームで友達を作らせるのは、やっぱり危険ですか?
- 「誰と・どんな環境で」つながるか次第です。知らない人との一対一のやり取りは避け、大人の見守りや招待制・メンバー限定の環境を選べば、リスクは大きく下げられます。つながりを全面禁止するより、安全な場を用意するほうが現実的です。
- 知らない人から話しかけられたら、どうすればいい?
- 個人情報を出さない・別のアプリや対面に誘われても応じない・すぐ大人に相談する、を先に約束しておきましょう。警察庁も、ゲームで知り合った相手に誘い出される被害に注意を呼びかけています。通報・ブロックの方法も一緒に確認しておくと安心です。
- 課金トラブルが心配です。何をすればいい?
- 保護者アカウントは必ずログオフし、ペアレンタルコントロールで管理、決済に承認や上限設定をかけるのが基本です。国民生活センターにも高額な無断課金の相談が多く寄せられているため、事前の設定が有効です。
- 親があまりゲームに詳しくなくても見守れますか?
- 詳しくなくて大丈夫です。大切なのは操作の知識より関心。終わり時間や出さない情報を一緒に決め、「困ったら相談してね」と伝えておくこと。大人が見守る前提の居場所を選ぶのも、負担を減らす一つの方法です。
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まずはどんな学びか、のぞいてみよう
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