探究学習のまとめ方|模造紙・スライド・発表までの型と5つの構成

まとめ方の5つの型
探究学習 まとめ方 GUIDE

調べたのに、まとめる段になって手が止まる。探究でいちばん多い相談です。原因はほぼ決まっていて、まとめ方を考える前に「誰に伝えるか」が決まっていないこと。この記事では、相手の決め方から、模造紙・スライド・発表それぞれの型、そして質問への備え方までを順番に整理します。

5つの構成3つの形式1人に決める

放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。

NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶
STEP 1

まとめ方の前に、伝える相手を1人決める

「どうまとめたらいい?」と聞かれたら、まず返す質問はこれです。「これ、誰に見せるの?」

クラスの友達なのか、先生なのか、おうちの人なのか、地域の人なのか。相手が決まると、入れるべき情報が自動的に決まります。逆に相手が決まっていないと、何を入れて何を削るかの判断ができません。

友達に見せる

知らない言葉は説明が必要。写真や図を多めに。「おもしろい」が伝わる順番で。

先生に見せる

どこで調べたか(出典)を書く。わかったことと考えたことを分けて書く。

地域の人に見せる

提案を入れる。「だから、こうしてはどうですか」まで言い切る。

コツ相手を「3年2組のみんな」ではなく「◯◯くん1人」まで絞ると、ぐっと書きやすくなります。1人に伝わるものは、たいてい全員に伝わります。
11月6日(金)20:00–21:00 / オンライン(Zoom)

11/6(金)夜、小中学生の保護者向けオンライン説明会を開きます

小中学生の保護者向け NIJIN放課後プロジェクトスクール オンライン説明会 11月6日(金)20:00〜21:00 参加無料・オンライン(Zoom)

NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン説明会です。子どもたちが放課後にどんな時間を過ごしているのか、1週間の流れ、費用、入会までの進み方を、実際の様子をお見せしながらご説明します。

🎁 対象は小中学生の保護者の方。参加無料で、顔出し・声出しなしでご参加いただけます。質疑応答の時間もあります。

参加無料/オンライン(Zoom)/対象:小中学生の保護者

STEP 2

どの形式でも共通する5つの構成

模造紙でもスライドでも発表でも、順番は同じです。この5つを埋めれば形になります。

表:探究のまとめ・5つの構成

順番書くことひとこと例
1. きっかけなぜこれを調べようと思ったか「学校のごみ箱がいつも満杯で…」
2. 問い何を知りたかったか「どうすればごみを減らせる?」
3. 調べ方どうやって調べたか「1週間ごみの量を数えた」
4. わかったこと事実として出てきたこと「紙ごみが6割だった」
5. 考えたことそこから自分が思ったこと・提案「裏紙を使う箱を置きたい」

いちばん多い失敗は、4と5が混ざることです。「紙ごみが多くてもったいないと思いました」と書くと、どこまでが事実でどこからが意見か分かりません。分けて書くだけで、ぐっと探究らしくなります。

STEP 3

模造紙にまとめる|先に鉛筆で場所を決める

いきなり書き始めると、必ず下のほうが足りなくなります。手順はこうです。

  • 模造紙を鉛筆で5つのブロックに区切る(上の5構成をそのまま割り当てる)
  • いちばん大きい面積は「4. わかったこと」に取る
  • タイトルは問いの形にする(「ごみは減らせるか」など問いの形が目を引く)
  • 写真・グラフ・図を最低1つ入れる
  • 清書は最後。全部の配置が決まってからペンを持つ

自由研究の模造紙と考え方は同じなので、自由研究のまとめ方の型もそのまま使えます。

STEP 4

スライドにまとめる|1枚1メッセージ

タブレットが配られている学校も多く、スライドでまとめる機会が増えています。ルールはひとつだけ。1枚に言いたいことを1つだけ。

  • 1枚目:タイトルと名前
  • 2枚目:きっかけ
  • 3枚目:問い(ここを大きく1行で)
  • 4枚目:調べ方
  • 5〜7枚目:わかったこと(1枚に1つ)
  • 8枚目:考えたこと・提案

文字は読み上げる原稿を書かないこと。スライドに全部書いてあると、読むだけの発表になります。スライドは見出しだけ、話すことは口でが基本です。

STEP 5

発表する|質問が出たら成功

発表の出来は、話し方よりもそのあと質問が出たかどうかで測れます。質問が出るということは、相手が考えながら聞いていたということだからです。

そこで、発表の最後に一言足すよう勧めています。

最後の一言「ここはまだ調べきれていません」「ここが一番迷いました」とわからなかったことを言う。すると質問が出やすくなり、次の探究のテーマが見つかります。

そして出た質問は、メモして持ち帰ってください。それが次の探究の「課題の設定」になります。探究が1周して次につながる瞬間です。

人前で話すのが苦手なお子さんの場合は、小学生のプレゼンのやり方に練習の手順をまとめています。

発表する相手がいる場所を探している方へ

NIJIN放課後プロジェクトスクールでは、子どもが自分で決めたテーマを形にして、企業の大人やその道のプロに向けて発表する機会があります。聞いてくれる相手がいると、まとめる理由が生まれます。

オンラインで話を聞いてみる ▶
FAQ

よくある質問

模造紙とスライド、どちらがいいですか?
発表の場によります。教室で一度に見せるなら模造紙、順を追って説明するならスライドが向いています。学校の指定がなければ、子どもが扱いやすいほうで構いません。
わかったことが少なくてスカスカになります
調べ方を1つ足すと厚みが出ます。本やネットだけなら、インタビューか簡単なアンケートを足してみてください。自分で集めたデータが入ると、一気に内容が濃くなります。
出典はどこまで書けばいいですか?
本なら書名と著者、ウェブならサイト名とページ名を書けば十分です。「どこで知ったか」が追えることが大切で、形式の正しさは学年に応じてで構いません。
親はどこまで手を出していいですか?
レイアウトの相談や清書の手伝いは問題ありません。ただし「わかったこと」と「考えたこと」の中身は子どもの言葉のまま残してください。そこが評価される部分です。
まとめたあと、何をすればいいですか?
必ず誰かに見せてください。見せて質問をもらうところまでが探究です。家庭でまとめて終わりにすると、次につながりません。

まずはどんな学びか、のぞいてみよう

「好き」を入り口に、子どもが夢中になれる放課後を。NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン探究を、まずはのぞいてみませんか。

NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶

\11月21日・22日開催/

NIJIN教育万博2026、開催決定🌈

偏差値じゃはかれない子どもたちの才能が全国から集まる2日間(DMM六本木本社+メタバース)。コンテスト・来場のご案内など、最新情報は公式LINEで最速配信中です。
🎁 登録者限定「お子さんに合う学び方タイプ診断」も配布しています。

公式LINEで最新情報をGET
目次