毎月の月謝は見ていても、年間でいくら使っているかは意外と把握できていないものです。習い事の費用は月謝だけで判断すると必ずズレます。文部科学省の調査では、公立小学校に通う子どもの学校外活動費は年間216,107円。この記事では、小学生の習い事の費用の相場、月謝の裏に隠れがちな5つの出費、そして共働き家庭がいちばん見落としやすい「送迎」というコストまで、順番に整理します。
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NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶小学生の習い事の費用、年間の相場は約21.6万円
まず基準になる数字を押さえておきます。文部科学省が実施している「子供の学習費調査」によると、公立小学校に通う子ども1人あたりの学校外活動費は年間216,107円でした。1か月あたりにならすと約1万8,000円です。
ここで大事なのは、この金額が習い事だけの数字ではないということです。学校外活動費には、学習塾や家庭学習用の教材費などの「補助学習費」と、スポーツ・芸術・体験活動などの「その他の学校外活動費」の両方が含まれています。いわゆる習い事にあたるのは後者で、塾代と合わせてこの総額になっている、という読み方をしてください。
そのうえで、わが家の位置を知るのはかんたんです。月謝 × 12か月 + 年に数回の出費を足してみる。これが21.6万円を大きく超えているなら、平均より厚めにかけている状態です。少なくても問題はありません。あくまで「どのあたりにいるか」を知るための物差しです。
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月謝だけで判断すると足りない「5つの隠れ費用」
習い事の見積もりがズレるのは、ほぼこの5つが原因です。入会前に、月謝と同じ熱量でここを聞いておくと後悔が減ります。
① 入会金・年会費
入会金は5,000〜10,000円程度が多く、初回のみ。年会費・施設維持費が別に毎年かかる教室もあります。
② 道具・ユニフォーム
スイミングなら水着とバッグ、武道なら道着、音楽なら楽器。成長に合わせた買い替えが毎年発生します。
③ 発表会・大会・検定
参加費のほか、衣装代・写真代・遠征の交通費まで。年1〜2回でも、1回数万円になることがあります。
④ 教材費・更新費
学習系は学期ごとや年度ごとにテキスト代。オンライン系は端末やソフトの費用がかかる場合もあります。
⑤ 送迎にかかる実費
ガソリン代、駐車場代、きょうだいを連れて行く間の飲食費。小さく見えて、毎週のことなので積み上がります。
表:入会前に必ず確認したい費用のチェック項目
| 項目 | 聞いておくこと |
|---|---|
| 入会金・年会費 | 初回だけか、毎年かかるのか |
| 道具・衣装 | 指定品か自由か。買い替えの頻度 |
| 発表会・大会 | 年に何回・参加は任意か・1回いくらか |
| 教材・更新 | いつ・いくら発生するか |
| 休会・退会 | 締め日はいつか。返金はあるか |
とくに見落とされやすいのが最後の「やめるときの条件」です。月末締めなのか、前月15日締めなのかで、1か月分の月謝が変わります。始める前に確認しておくと、合わなかったときに気持ちよく区切りをつけられます。子どもが習い事を「やめたい」と言ったときの対応もあわせて読んでみてください。
学年が上がるほど、習い事のお金は増えていく
同じ調査を学年別に見ると、学校外活動費は低学年より高学年のほうが高くなる傾向がはっきり出ています。理由は単純で、高学年になると学習塾の比重が増えるからです。
ここに家計のつまずきポイントがあります。低学年のうちに習い事を3つ4つと増やしておくと、塾が必要になるタイミングで枠もお金も空いていないという状態になりやすい。4年生ごろから、やめるかどうかの判断を迫られる家庭が増えるのはこのためです。
共働き家庭がいちばん見落とす「送迎」というコスト
費用の話をするとき、ほとんどの家庭がお金だけを数えます。けれど共働きでいちばん重いのは、親の時間です。
週1回の習い事でも、準備・移動・待ち時間・帰宅を合わせると1回1時間半はかかります。週2つなら月に12時間。年間でおよそ140時間が送迎に消えている計算です。これは月謝のどの項目にも出てきませんが、確実に家庭の資源を使っています。
- どちらかが仕事を早く切り上げている
- 祖父母に頼んでいて、気を遣い続けている
- 下の子を連れ回していて、その子が疲れている
- 夕食が毎週その曜日だけ遅くなる
ひとつでも当てはまるなら、月謝以上のコストを払っている可能性があります。送迎できないときの選択肢を先に知っておくと、選べる習い事の幅が変わります。
費用を抑えながら続ける5つの考え方
「減らす」ではなく「組み替える」と考えると、無理なく続けられます。
1. 年間総額で比べる
月謝が安くても、発表会と遠征で年10万円かかる教室があります。比較は必ず年額で。
2. 上限を先に決める
「習い事は月2万円まで」と枠を決めてから選ぶ。選択肢が絞れて、判断も速くなります。
3. 送迎込みで考える
月謝が3,000円高くても、送迎が不要なら親の時間が月6時間戻ります。
4. 自治体の制度を確認
自治体によっては、習い事や体験活動に使えるクーポン・助成の制度があります。お住まいの市区町村のページを一度確認してみてください。
5. 定期的に棚おろしする
年度替わりに「これは続ける?」を家族で話す。惰性の継続がいちばんもったいない支出です。
「送迎ゼロ」で選択肢を広げるという手
費用と時間の両方を一度に軽くできるのが、オンラインの習い事です。教室までの移動がなくなるぶん、送迎の実費も親の時間もかかりません。住んでいる地域に教室があるかどうかにも左右されないので、選べる幅そのものが広がります。
一方で、オンラインには向き不向きもあります。体を動かす習い事は対面のほうが向いていますし、画面越しだと集中が続かない子もいます。オンライン習い事のメリット・デメリットを見てから決めると失敗が減ります。
費用と送迎、両方を見直したい方へ
NIJIN放課後プロジェクトスクールは、小中学生のためのオンラインの放課後スクールです。送迎は不要で、全国の仲間や社会で活躍する大人と一緒にプロジェクトに挑戦します。費用のことも、まずは気軽に聞いてください。
オンラインで話を聞いてみる ▶よくある質問
小学生の習い事、月謝の相場はいくらくらい?
習い事にかける費用は、家計の何割までが目安?
きょうだいがいると費用はどうなりますか?
費用を理由に習い事をやめさせるのは、かわいそうでしょうか?
オンラインの習い事は、通うより安いですか?
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