高校では2022年度から、「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」に変わりました。名前が1文字変わっただけに見えますが、求められることは明確に変わっています。この記事では、小中との違い、大学入試とのつながり、そして小学生のうちにやっておくと効く準備を整理します。
放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。
NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶「総合的な探究の時間」とは
高等学校学習指導要領(平成30年告示)によって新しく位置づけられた時間で、2022年度(令和4年度)から年次進行で実施されています。あわせて「古典探究」「地理探究」「日本史探究」「世界史探究」などの科目も新設され、高校全体が「探究」を軸に組み直されました。
目標はこう書かれています。
11/6(金)夜、小中学生の保護者向けオンライン説明会を開きます
小中の「探究学習」との決定的な違い
同じ解説書が、小中の目標と並べて違いを説明しています。要点は2つです。
表:小中学校と高等学校の目標の違い
| 小・中学校 | 高等学校 | |
|---|---|---|
| 課題 | よりよく課題を解決し | よりよく課題を発見し解決していく |
| 自分 | 自己の生き方を考えていく | 自己の在り方生き方を考えながら |
つまり高校では、課題そのものを自分で見つけることが前提に入りました。小中は「与えられた、あるいは一緒に見つけた課題を解く」でも成立しますが、高校は「自分と地続きの課題を自分で発見する」ところから始まります。
大学入試とのつながり
探究が入試に直結するのは、おもに総合型選抜・学校推薦型選抜のルートです。
志望理由書
「なぜこの学部か」を書く際、高校3年間で何を掘ったかが材料になります。探究のテーマがそのまま芯になる子は書きやすい。
活動報告・ポートフォリオ
探究の成果物やプロセスを提出・提示する大学があります。発表スライドや論文がそのまま使えます。
面接・口頭試問
「あなたの探究について説明してください」は定番です。自分の言葉で話せるかが問われます。
ただし、入試のために探究をやると弱くなります。面接で聞かれるのは結論ではなく過程で、「なぜそれを選んだのか」「うまくいかなかったことは何か」に答えられるかどうかです。やらされた探究は、ここで必ず止まります。
高校の探究でつまずく3つのパターン
- テーマが決まらない:興味を聞かれても出てこない。自分の「なんで?」を言語化した経験が少ない。
- 調べて終わる:資料をまとめた時点でゴールにしてしまい、自分の考察が出てこない。
- 人に話せない:やったことはあるのに、面接や発表で自分の言葉にならない。
3つとも、高校に入ってから急に身につくものではありません。だからこそ、小中の過ごし方が効いてきます。
小学生のうちにやっておくと効くこと
先取り学習の話ではありません。「自分で決めて、人に話す」回数を増やすことが、そのまま高校の探究の土台になります。
- テーマを大人が決めない。問いの立て方だけ手伝って、決定は本人に任せる
- 調べたあとに「で、どう思った?」を必ず聞く。考察する癖がつく
- 家族以外の人に話す機会をつくる。人前で話す練習は場数がすべて
- うまくいかなかったことを責めない。失敗の説明ができる子は面接で強い
小学生段階での進め方は探究学習の進め方、まとめ方は探究学習のまとめ方にまとめています。
小学生のうちから、自分のテーマを持つ
NIJIN放課後プロジェクトスクールでは、子どもが自分で決めたテーマを、企業や社会人の大人に向けて発表するところまで伴走します。高校で「自分で問いを立てる」ときに効いてくる経験です。
オンラインで話を聞いてみる ▶よくある質問
「総合的な学習の時間」と「総合的な探究の時間」は何が違いますか?
探究の成績は大学入試に影響しますか?
探究のテーマは進路に合わせるべきですか?
中学の間にできる準備はありますか?
探究が苦手な子は高校選びで気をつけることはありますか?
まずはどんな学びか、のぞいてみよう
「好き」を入り口に、子どもが夢中になれる放課後を。NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン探究を、まずはのぞいてみませんか。
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