探究学習の事例|小学生が実際にやるプロジェクト7つの型と進め方

小学生のプロジェクト
探究学習 事例 GUIDE

「探究って、具体的に何をするの?」という質問が一番多いので、小学生の探究がどう進むのかを7つの型で具体化しました。テーマの選び方から、調べ方、まとめ方、つまずきポイントまで、そのまま真似できる形で並べています。自由研究にも使えます。

7つの型低学年から可1〜4週間

放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。

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CASE

小学生の探究プロジェクト7つの型

以下は、実際の小学生の探究でよく見られる進み方を型として整理したものです。テーマは入れ替えて使えます。

① 身近な困りごとを解決する型

問い:どうすれば、うちの玄関のくつが散らからない?

やること:1週間、家族の帰宅時の動きを観察して記録 → 散らかる原因を3つに整理 → 置き場所を自分で設計して試す → 1週間後に効果を測る。

ポイント:小さいテーマほど、観察・仮説・実験・検証の4つが全部そろいます。探究の入門として一番失敗しません。

② 学校や地域をよくする提案型

問い:どうすれば学校の給食の食べ残しが減る?

やること:クラスで食べ残し量を数日測る → 残りやすいメニューを特定 → 友だち20人にアンケート → 栄養士さんや給食の先生にインタビュー → 改善案を提案。

ポイント:インタビューが入ると一気に深くなります。大人に話を聞く段取りは、親が「アポの取り方」だけ手伝うとちょうどいい。

③ 好きなものを分解する型

問い:なぜこのゲームは、やめられなくなるのか?

やること:自分が「もう1回やろう」と思った瞬間を10回メモ → 共通点を探す → ゲームデザインの仕組み(ごほうび・あと少しで達成・友だちとの比較)と照らし合わせる → 自分でルールを作ってみる。

ポイント:好きなものこそ、分解すると立派な探究になります。ゲームばかりで困っている場合も、やめさせるより分解させるほうが話が進みます。

④ つくって試す型(ものづくり)

問い:いちばん長く飛ぶ紙飛行機の形はどれ?

やること:5種類の形をつくる → 同じ場所・同じ投げ方で各10回飛ばして記録 → 平均を出して比べる → 1位の形をさらに改良して再測定。

ポイント:条件をそろえることだけ教えると、実験の質が上がります。グラフにすると発表で映えます。

⑤ 育てる・観察する型

問い:どうすれば、ベランダで野菜がよく育つ?

やること:同じ種を3つのプランターに植え、水の量だけ変える → 毎日写真と高さを記録 → 2〜3週間で差を比べる → 次の仮説を立てて2周目へ。

ポイント:時間はかかりますが、記録が自動的にたまるので、まとめがとても楽になります。長期休みに向く型です。

⑥ 街に出て調べる型(フィールドワーク)

問い:どうすれば商店街にもう一度人が来る?

やること:時間帯を変えて3回、通行人の数を数える → 店主さんに3人インタビュー → 他の街の成功例を調べる → 自分の提案をポスターにして店に貼ってもらう交渉までやる。

ポイント:外に出る型は満足度が高い反面、安全管理が必要です。親が同行する前提で計画を立ててください。

⑦ デジタルでつくる型

問い:自分の学校を、ゲームの中に再現できる?

やること:校舎の形を実測・写真で記録 → 縮尺を決める → マインクラフトなどで再現 → 友だちに歩いてもらって感想をもらう → 直す。

ポイント:好きなツールを使えるので止まりにくい型です。マインクラフトを学びにつなげる方法も参考になります。

11月6日(金)20:00–21:00 / オンライン(Zoom)

11/6(金)夜、小中学生の保護者向けオンライン説明会を開きます

小中学生の保護者向け NIJIN放課後プロジェクトスクール オンライン説明会 11月6日(金)20:00〜21:00 参加無料・オンライン(Zoom)

NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン説明会です。子どもたちが放課後にどんな時間を過ごしているのか、1週間の流れ、費用、入会までの進み方を、実際の様子をお見せしながらご説明します。

🎁 対象は小中学生の保護者の方。参加無料で、顔出し・声出しなしでご参加いただけます。質疑応答の時間もあります。

参加無料/オンライン(Zoom)/対象:小中学生の保護者

CHOICE

どの型を選ぶか

表:条件別のおすすめ

条件向いている型
低学年・初めて① 身近な困りごと/④ つくって試す
時間が1週間しかない① ③ ④(記録がすぐ取れる)
長期休みでじっくり⑤ 育てる/⑥ 街に出る
人前が苦手③ 好きなものを分解(話す内容に自信が持てる)
社会に関わらせたい② 提案型/⑥ フィールドワーク

テーマそのものに迷う場合は探究のテーマ例、問いの形で迷う場合は問いの立て方を見てください。

TROUBLE

7つの型に共通するつまずきポイント

記録を取らない

あとでまとめようとすると必ず詰まります。写真と日付だけでも毎回残す。

調べて満足する

検索結果を写した時点で止まりがち。「で、どう思った?」を毎回聞く。

大人が引き取る

手を出したくなる場面こそ本番です。段取りだけ手伝い、判断は本人に残す。

OUTPUT

仕上げまでの流れ

自分のプロジェクトを、社会に向けて発表する

NIJIN放課後プロジェクトスクールでは、子どもが選んだテーマを数週間かけて形にし、企業や社会人の大人に向けて発表します。聞いてくれる相手がいると、探究は続きます。

オンラインで話を聞いてみる ▶
FAQ

よくある質問

探究学習にはどのくらい期間が必要ですか?
型によりますが、1週間でも成立します。①③④は記録がすぐ取れるため短期向き、⑤⑥は2〜4週間みておくと余裕があります。期間より、1周(問い→調べる→整理→発表)を終えることが大事です。
低学年でもできる事例はどれですか?
①身近な困りごとと④つくって試すが向いています。「なぜ」より「どうすれば」「どうなる」で問いを立てると、低学年でも最後まで進みます。
自由研究と探究学習は同じものですか?
重なりますが、自由研究は成果物の提出が目的になりがちです。探究は自分で問いを立て、調べたうえで自分の考えを出すところまでを含みます。この記事の7つの型は、どちらにも使えます。
インタビューを頼むのが難しそうです
まずは身近な大人からで十分です。学校の先生、近所のお店、家族の職場など。アポを取る連絡は親が手伝い、質問内容と当日の進行は子どもに任せる分担にすると無理がありません。
途中でテーマを変えたがります
1周終わるまでは同じテーマで、と約束しておくのがおすすめです。ただし、調べるうちに問いの方向が変わるのは自然なことなので、テーマは残して問いだけ調整する形にすると続きます。

まずはどんな学びか、のぞいてみよう

「好き」を入り口に、子どもが夢中になれる放課後を。NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン探究を、まずはのぞいてみませんか。

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