「探究って、具体的に何をするの?」という質問が一番多いので、小学生の探究がどう進むのかを7つの型で具体化しました。テーマの選び方から、調べ方、まとめ方、つまずきポイントまで、そのまま真似できる形で並べています。自由研究にも使えます。
放課後に、社会とつながる。全国の仲間や、第一線で働く社会人・プロとの出会いが、子どもの世界を広げます。
NIJIN放課後プロジェクトスクールを見る ▶小学生の探究プロジェクト7つの型
以下は、実際の小学生の探究でよく見られる進み方を型として整理したものです。テーマは入れ替えて使えます。
① 身近な困りごとを解決する型
問い:どうすれば、うちの玄関のくつが散らからない?
やること:1週間、家族の帰宅時の動きを観察して記録 → 散らかる原因を3つに整理 → 置き場所を自分で設計して試す → 1週間後に効果を測る。
ポイント:小さいテーマほど、観察・仮説・実験・検証の4つが全部そろいます。探究の入門として一番失敗しません。
② 学校や地域をよくする提案型
問い:どうすれば学校の給食の食べ残しが減る?
やること:クラスで食べ残し量を数日測る → 残りやすいメニューを特定 → 友だち20人にアンケート → 栄養士さんや給食の先生にインタビュー → 改善案を提案。
ポイント:インタビューが入ると一気に深くなります。大人に話を聞く段取りは、親が「アポの取り方」だけ手伝うとちょうどいい。
③ 好きなものを分解する型
問い:なぜこのゲームは、やめられなくなるのか?
やること:自分が「もう1回やろう」と思った瞬間を10回メモ → 共通点を探す → ゲームデザインの仕組み(ごほうび・あと少しで達成・友だちとの比較)と照らし合わせる → 自分でルールを作ってみる。
ポイント:好きなものこそ、分解すると立派な探究になります。ゲームばかりで困っている場合も、やめさせるより分解させるほうが話が進みます。
④ つくって試す型(ものづくり)
問い:いちばん長く飛ぶ紙飛行機の形はどれ?
やること:5種類の形をつくる → 同じ場所・同じ投げ方で各10回飛ばして記録 → 平均を出して比べる → 1位の形をさらに改良して再測定。
ポイント:条件をそろえることだけ教えると、実験の質が上がります。グラフにすると発表で映えます。
⑤ 育てる・観察する型
問い:どうすれば、ベランダで野菜がよく育つ?
やること:同じ種を3つのプランターに植え、水の量だけ変える → 毎日写真と高さを記録 → 2〜3週間で差を比べる → 次の仮説を立てて2周目へ。
ポイント:時間はかかりますが、記録が自動的にたまるので、まとめがとても楽になります。長期休みに向く型です。
⑥ 街に出て調べる型(フィールドワーク)
問い:どうすれば商店街にもう一度人が来る?
やること:時間帯を変えて3回、通行人の数を数える → 店主さんに3人インタビュー → 他の街の成功例を調べる → 自分の提案をポスターにして店に貼ってもらう交渉までやる。
ポイント:外に出る型は満足度が高い反面、安全管理が必要です。親が同行する前提で計画を立ててください。
⑦ デジタルでつくる型
問い:自分の学校を、ゲームの中に再現できる?
やること:校舎の形を実測・写真で記録 → 縮尺を決める → マインクラフトなどで再現 → 友だちに歩いてもらって感想をもらう → 直す。
ポイント:好きなツールを使えるので止まりにくい型です。マインクラフトを学びにつなげる方法も参考になります。
11/6(金)夜、小中学生の保護者向けオンライン説明会を開きます
どの型を選ぶか
表:条件別のおすすめ
| 条件 | 向いている型 |
|---|---|
| 低学年・初めて | ① 身近な困りごと/④ つくって試す |
| 時間が1週間しかない | ① ③ ④(記録がすぐ取れる) |
| 長期休みでじっくり | ⑤ 育てる/⑥ 街に出る |
| 人前が苦手 | ③ 好きなものを分解(話す内容に自信が持てる) |
| 社会に関わらせたい | ② 提案型/⑥ フィールドワーク |
テーマそのものに迷う場合は探究のテーマ例、問いの形で迷う場合は問いの立て方を見てください。
7つの型に共通するつまずきポイント
記録を取らない
あとでまとめようとすると必ず詰まります。写真と日付だけでも毎回残す。
調べて満足する
検索結果を写した時点で止まりがち。「で、どう思った?」を毎回聞く。
大人が引き取る
手を出したくなる場面こそ本番です。段取りだけ手伝い、判断は本人に残す。
仕上げまでの流れ
- 4つの段階(課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ・表現)で進める → 探究学習の進め方
- 模造紙・スライド・発表のどれで出すか決める → 探究学習のまとめ方
- 人前で話す練習をする → 小学生のプレゼンのやり方
自分のプロジェクトを、社会に向けて発表する
NIJIN放課後プロジェクトスクールでは、子どもが選んだテーマを数週間かけて形にし、企業や社会人の大人に向けて発表します。聞いてくれる相手がいると、探究は続きます。
オンラインで話を聞いてみる ▶よくある質問
探究学習にはどのくらい期間が必要ですか?
低学年でもできる事例はどれですか?
自由研究と探究学習は同じものですか?
インタビューを頼むのが難しそうです
途中でテーマを変えたがります
まずはどんな学びか、のぞいてみよう
「好き」を入り口に、子どもが夢中になれる放課後を。NIJIN放課後プロジェクトスクールのオンライン探究を、まずはのぞいてみませんか。
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